スマホの接続ネットワークを示すアイコンの意味とは?

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電波塔

携帯電話やスマートフォンを使用していると、画面上部に表示されているアンテナアイコン付近に “LTE” や “4G” を始め “3G” などのアイコンが表示されています。これらは接続ネットワークを示していますが “LTE” や “4G” はわかるとしても “H” や “4G+” などは何を示しているのでしょうか?

接続規格を示すアイコン

携帯電話やスマートフォンは電波を使って通信が行われてますが、電波は有限なので効率の良い通信方式(通信規格)が日々研究されています。2017年01月現在の主流は第四世代の通信規格(「LTE」や「4G」など)ですが、第三世代の通信規格(「H」や「3G」)と併用されていることが多いです。

これらの通信規格はエリアに応じて自動的に切り替わるため、携帯電話やスマートフォンが「今現在、どの規格でネットワークに接続しているか?」を “LTE” や “4G” を始め “3G” や “H” などのアイコンで示しています。

再起動直後など「何も表示されていない」と言う時には、接続の準備中などの原因によってネットワークに接続されておらず通信ができませんが、ほとんどの場合でしばらくすれば表示されます。

第三世代

3G

“3G” と表示されている場合には、第三世代の通信規格で接続されています。第三世代はキャリアによって方式が異なり、ドコモやソフトバンクでは “W-CDMA” と呼ばれる通信方式で、auでは “CDMA2000” と呼ばれる通信方式を採用しています。この2つは名前こそ似ているものの互換性はありません。

ドコモケータイやドコモスマートフォンでは “H” と表示され “3G” と表示されることが少ないので、目にしたことが無いという人も居るでしょう。

ドコモでは3Gを「FOMA(フォーマ)」と呼んでいます。

H(HSDPA)

“H” と表示されている場合には “HSDPA” で接続されています。この “HSDPA” は、第三世代の通信規格 “3G” を拡張したものであり “3.5G” などと表現されることがあります。

Xperia Z3 Compact→接続ネットワークアイコン→H

HSDPAは当然に3Gよりも早いので 3G < HSDPA となりますが、昨今では “H” と表示されることがほとんどであり、かつ、機種によっては “H” を “3G” と表記している場合もあるので “H” = “3G” と考えても差支えは無いでしょう。

ドコモではHSDPAを「FOMAハイスピード」と呼んでいます。

第四世代

4G(LTE)

“LTE” もしくは “4G” と表示されている場合には第四世代の通信規格で接続されています。第三世代と違いドコモやau、ソフトバンクで同じ通信方式 “LTE” を採用しています。

Xperia Z3 Compact→接続ネットワークアイコン→LTE

このLTEは当初「3.9G」と呼ばれていましたが、後に「4G」となったことから、現在では “LTE” = “4G” と考えて差し支えなくなりました。アイコンも機種によって “LTE” と “4G” で異なることがありますが、同じ意味で使用されていることが多いです。

ドコモでは4G(LTE)を「Xi(クロッシー)」と呼んでいます。

4G+(LTE+)

アイコンの表記に “4G(LTE)” と表示されているのを目にすることが多くなってきましたが “4G+” または “LTE+” と表示されることがあります。この表記は、SIMフリースマートフォンや海外で販売されているグローバルモデルに多く、Zenfone 3やXperia Xシリーズなどで目にすることができます。この “4G+” または “LTE+” と表示されている場合にはキャリアアグリゲーションで接続されていることが多いです。

ZE520KL→モバイルネットワークアイコン

キャリアアグリゲーションとは、これまでの携帯電話・スマートフォンでは、通信を行う場合には「2100MHzのみ」や「800MHzのみ」など単一の周波数帯しか使用していませんでしたが、異なる周波数帯域を2つ3つ一緒に使用することで、データ通信の高速化・安定化を行うことを指します。

このキャリアアグリゲーションは誰でも恩恵を受けられるわけでは無く、そもそも複数の周波数帯域が使用されているサービスエリア内に居る必要や、ZenFone 3のようなに対応する機種が必要です。ただ、機種によっては “4G+” と “4G” を区別して表示する仕組みを持っていない機種も存在している(特にキャリアモデル)ので “4G+” と表示されないからと言って未対応機種と言うわけではありません。

機種によっては別の意味で “4G+” や “LTE+” と表示している場合もあるようなので注意してください。

VoLTE

機種によっては接続ネットワークを示すアイコンの他に “VoLTE” と表示される場合があります。VoLTEとは略称で、正式には “Voice over LTE” であり日本語で説明すれば「音声通話をLTE電波に乗せてデータ通信(パケット通信)として提供する技術」と言うことです。

これまでのLTE対応スマートフォンではデータ通信こそLTEで行われていましたが、音声通話に関しては3Gが使われていました。そのため「通話中はLTEから3Gに切り替わり通話終了とともに3GからLTEに戻る」と現象が発生していましたが、VoLTE対応スマートフォンでは音声通話もLTEで行われることから、3Gに切り替わることなく音声通話が行われるため “高音質通話” や “つながりの早さ” を実感することができるでしょう。

また、そのほかに音声通話とデータ通信の “マルチアクセス” が可能になっています。auが3Gにて採用しているCDMA2000は、音声通話とデータ通信が同時に利用できないと言う制約があるので、auユーザーは恩恵を感じることができるでしょう(ドコモは3Gでも同時利用が可能)。

VoLTEの読み方は「ブイ・オー・エル・ティー・イー」もしくは「ボルテ」となっています。

今後は “5G” など新たな通信規格も登場するでしょう。どの世代までが併用されるかは定かではありませんが、見慣れない表示アイコンに混乱しないようにしましょう。

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